
台湾出身の芥川賞作家・李琴峰さんによる日本語への思いを綴ったエッセイです。朝日新聞出版のPR誌「一冊の本」で連載中の内容を1カ月遅れで転載します。毎月1日に最新回を公開予定です。
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記事一覧
凡人なりの努力――李琴峰「日本語からの祝福、日本語への祝福」第10回
第10回 凡人なりの努力
私は語学の天才ではない。日本語を第二言語として習得し、小説を書き、芥川賞まで取ったという私の経歴を知ると、私に「天才」というレッテルを貼りたがる人たちもいるが、それはたぶん、間違いだ。常人にはできないようなことを成し遂げた人間を「天才」と表現することで、人々は安心する。自分の出来が悪いのではない、あの人たちが異常に出来がよかったのだ、というふうに。しかし「天才」という
変な日本語にご用心――李琴峰「日本語からの祝福、日本語への祝福」第7回
第7回 変な日本語にご用心
最新3回分のみWEBで公開いたします。公開を終了しました。
※毎月1日に最新回を公開予定です。
李琴峰さんの朝日新聞出版の本
愛憎入り交じる外来語――李琴峰「日本語からの祝福、日本語への祝福」第6回
第6回 愛憎入り交じる外来語
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李琴峰さんの朝日新聞出版の本
【好評3刷!!】生を祝う
私だけのオアシス――李琴峰「日本語からの祝福、日本語への祝福」第4回
第4回 私だけのオアシス
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李琴峰さんの朝日新聞出版の本