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創作大賞2023に参加される方へ

「創作大賞」の特設サイトから、この朝日新聞出版の文芸部門が運営しているwebTRIPPERまで足を運んでくださった方もいらっしゃると思います。どうもありがとうございます!

このたび朝日新聞出版は、noteの投稿コンテスト「創作大賞」に協賛することになりました。「エッセイ」「ミステリー小説」「恋愛小説」「お仕事小説」の選考に参加するにあたって、こんな作品と出会えたらという思いを改めて記しました。お読みいただけたら幸いです。

【エッセイ部門】


昨年弊社から刊行した『妻はサバイバー』という作品を期間限定でnote上に公開したところ、とても大きな反響がありました。

現在も、こちらから試し読みいただけます。

この作品のような、あなただけが知っている体験・経験をまとめたエッセイを読んでみたいです。

また、弊社から刊行している村井理子さんのふたご育児の日々を綴った『ふたご母戦記』や、群ようこさんが漢方や生活のダウンサイジングのための引っ越しなど日々のあれこれを綴り、大人気となっている『生活』シリーズ(『ぬるい生活』から最新刊『たりる生活』まで全4巻)のような、「暮らし」に新たな視線を向けるようなエッセイもぜひお寄せいただきたいです。

【ミステリー小説部門】


芥川賞を受賞した今村夏子さんの『むらさきのスカートの女』は、16言語以上に翻訳されているのですが、英語圏ではミステリー/スリラーとして読まれているようです。
弊社としては、このような狭義ではなく、広義にミステリだと思えるような作品を期待してお待ちしています。

またwebTRIPPERで連載していた中山七里さんの『特殊清掃人』のような、お仕事×ミステリなど、ミステリー以外のジャンル小説との掛け合わせがあるような作品にも、ぜひ出会いたいです。

【恋愛小説部門】


弊社から刊行している辻村深月さんの『傲慢と善良』が50万部を超えるベストセラーとなっています。また昨年刊行した島本理生さんによる『憐憫』も大変な話題となりました。
これらの作品のような「大人」に向けた恋愛小説に出会えればと思っています。

【お仕事小説部門】


お金についてなど、ある種の切実さのある「お仕事小説」を読んでみたいです。

また、仕事を頑張るための活力となるようなたとえば、旅・食べ物などがモチーフとなっているような作品もぜひお待ちしています。


などと細かく記しましたが、2023年本屋大賞ノミネート作となり、クイズ×エンタメという新たなジャンルを切り拓いた小川哲さんの『君のクイズ』のような、ジャンルの壁を超え、我々が想像もしないようなところへ連れて行ってくれる作品を紡ぎ出す、新たな才能とお会いできることを心待ちにしています。

最後に改めてですが、創作大賞の特設ページはこちらです。
参加要項など、ご確認いただきまして、たくさんの方がご応募くださることを楽しみにしております!